
データの転送
Server Tool — CANcloud

準備;
 WiFi機能をもつCANedge2はファイルをS3サーバーにアップロードします。 これにより、サーバー上の管理ファイルのS3互換 Tool/APIを、
 使用できるようになります。
サーバ管理ツール CANcloud:
 CANcloudは、S3サーバーのログファイルとデバイスをブラウザーから直接管理するためのツールです。
 ・無線(OTA)によるCANedge2更新のバッチ実行
 ・ログファイルの自動処理(イベントトリガーなどによる)-多くの場合、ログファイルAPIと組み合わせる
 ・プロット、レポートなどで使用するための大規模なCSVデータベースの関連部分の抽出
 ・特定のイベント/パターンに応じて構成ファイルを自動更新する
 ・ブラウザーでのデータの表示(CANcloudは、たとえばS3 APIを使用して構築)
Examples (例):
 1. CSS社のgithubのAPIサンプルライブラリに、スタートするための複数のコードサンプルを用意
 2. OTAバッチマネージャーはS3 APIを使用してCANedge2デバイスの大規模なフレートを更新

CANcloudにログ:
CANcloudにログインするには、ログインページに移動して各S3サーバーの詳細を追加するだけです。MinIO IPエンドポイントを使用している場合は、ポートを含めます(例:http://192.168.0.174:9000)
 TLSなしでMinIOサーバーにログインする場合は、このリンク(http://canlogger.csselectronics.com/cancloud/#/)からCANcloudを開きます。
ファイルの管理:
CANedge2が各サーバーに接続すると、次のようにS3オブジェクト名を持つファイルがプッシュされます。
 [serialno]/[config-XX.YY.json]
 [serialno]/[schema-XX.YY.json]
 [serialno]/[device.json]
 [serialno]/[session]/[split]-[epoch].MF4
 CANcloudでは、/はフォルダー構造として表示され、データの概要を簡単に提供します。 さらに、接続されたデバイスは左側のサイドバーに自動的にリストされます。
 CANcloudでファイルをダウンロードすると、/は_になり、ファイルをアップロードすると、ファイル名の_は/になります。
無線(OTA)でアップデート:
CANcloudは、接続されたデバイスをすばやく設定するためにConfig Editorツールを使用します。
 1. サイドバーのデバイスの横にある”Configure”をクリックして、エディターを開く
 2. これにより、アップロードされたルールスキーマと設定ファイルが自動ロードされる
 3. 編集の実行、変更の確認、S3に送信し無線(OTA)で更新の実行可能
 また、firmware.binをデバイスフォルダーにアップロードして、無線(OTA)でファームウェアの更新を実行することもできます。
デバイスのメタデータと画像:
CANcloudは、アップロードされたデバイスファイルからメタデータを自動的に表示します。
 特に、log_metaフィールドはデバイスページとサイドバー(検索可能)に表示されます。
 image.jpgまたはimage.pngという名前の画像ファイルをアップロードして、デバイス画像を追加できます。
ステータスダッシュボード:
CANcloudステータスダッシュボードは、接続されているデバイスを追跡するのに役立ちます。
 ・各デバイスが最後にサーバーに接続された日時を確認(デバイスファイルに基づく)
 ・各デバイスのファームウェアバージョンと、設定ファイルが同期されているかどうかを確認
 ・デバイスのSDカードの空ストレージを確認(デバイスファイルに基づく)
 ・デバイスによってアップロードされたデータ量のさまざまな概要を表示
CANcloudのホスティング:
・会社のブランドに合わせて色/ロゴをカスタマイズする
 ・カスタム機能を追加するには、独自のバージョンを作成
 ・自分でURLを制御する
独自のバージョンをホストするには、最新リリースを入手しWebサーバー(S3バケットではない)に解凍します。
 新しいバージョンを作成することなく基本的なCSSプロパティとロゴファイルを変更できます。






