準備;
 1, CANedge Docsの紹介およびインストールガイドを確認
 2. 対象機器(車両)、アダプターケーブル、CANedgeのピン配列が一致していることを確認
データのロギングが可能か確認:
 1. チャンネル1を介して対象機器とCANedgeの接続と電源入力を確認(緑色のLEDが点灯)
 2, デバイスがSDカードにデータを記録していることを確認 (黄色と赤色のLEDが点滅)
 3. デバイスを切断しSDを抽出し、log/フォルダーにデータが含まれていることを確認
デバイスの設定:
 CANedgeの一般的な使用例は、大型車両のJ1939データをログに記録することです。
デバイスを接続するだけで、デフォルトの設定ファイルを使用して(自動ビットレート検出を使用して)生のJ1939データの記録を開始できます。
 このセクションでは、J1939ロギングに関連するいくつかの設定の概要を簡単に説明します。
J1939 PGNsでフィルター:
 さまざまな車両モデルからJ1939データをログする場合、完全なCAN IDではなくJ1939 PGNに基づいてデータをフィルタリングすることができます
 (例えば、送信元アドレスが車両モデル/年によって異なる場合)
これを行うには、CANedgeドキュメントの設定セクションの例に従ってください。 さらに、Config Editorには、J1939 PGNフィルターをテストする
 ためのサポートツールも含まれています。
J1939対応車のデータをログ:
 1. CANedgeをJ1939対応の車にDB9アダプターを介して接続
 2. デバイスがオンになり、データをログすることを確認(CANedgeドキュメントのLEDセクションを参照)
 3. デバイスを取り外し、MDF4コンバーターなどを使用して生データを表示
 4. J1939データの場合、変換された生ログファイルは通常下記のようになります。
TimestampEpoch;BusChannel;ID;IDE;DLC;DataLength;Dir;EDL;BRS;DataBytes
 1578923892.382550;1;18F0233D;1;8;8;0;0;0;FFFFFFFFFF0CFFFF
 1578923892.384300;1;CF00400;1;8;8;0;0;0;087D7D000000F07D
 1578923892.391950;1;14F00131;1;8;8;0;0;0;FFFFFFFF00FFFFFF
 1578923892.392550;1;CF00A01;1;8;8;0;0;0;00000000FFFFFFFF
 1578923892.393150;1;10F01A01;1;8;8;0;0;0;0000FFFFFFFFFFFF
 1578923892.393750;1;10FCFD01;1;8;8;0;0;0;FFFFFFFF0000FFFF
 1578923892.394300;1;18FD9401;1;8;8;0;0;0;C407FFFF00004B03
 1578923892.394900;1;CF00400;1;8;8;0;0;0;087D7D000000F07D
 …
OBD2データの解析とプロット:
 データ加工のためのツールasammdf GUIのページでは、CANedgeの生データを人が読める形式に変換する方法や
 プロットの実行を詳しく説明しています。このプロセスにはDBCファイルが必要です。